蜂駆除時の注意点 蜂の巣を発見したらどうするの?
蜂は一見して小さな虫ですが、種によっては非常に攻撃的なものや、強い毒をも持つものなどが存在するため、知識なく不用意に近付くと非常に危険です。
「家の敷地内に蜂の巣をつくられてしまった」「家の周りを蜂が飛んでいるんだけど…」「どの業者に頼めばいいのか分からない」など蜂駆除に関してどう対処すればいいのかわからない場合も多々あるのではないでしょうか。
刺されてしまう危険のある場所に蜂の巣をつくられてしまった場合、もしかしたら自分で駆除できるのではないか?費用のことを考えると自分で!とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
現在は蜂駆除用のスプレーなどホームセンターや薬局等で販売されているため、ご自分で駆除をお考えになる場合もあると思いますが、蜂に刺されたことで死亡してしまう被害も毎年多く発生しているため、きちんとした知識を持たずに駆除を行うことはお勧めできません。
蜂の巣を発見したら
まず第一に「不用意に近付かないこと」です。
蜂は基本的にこちらから攻撃をしなければ、刺してくることはありませんが、蜂の種類や時期によっては巣に近付いただけでも攻撃を仕掛けてくることがあります。
特に身体の周りをまとわりつくように飛び回るような行動や、ホバリングをして羽音を出している場合、大顎をカチカチとならす威嚇行動などがみられる場合は、蜂がこちらに警戒している時で近付きすぎている場合です。この場合非常に危険ですので、手で振り払うような行動や素早い行動をせず、速やかにその場を離れてください。
家の敷地内で蜂の巣を発見した場合は、個人で駆除を行うか、業者に依頼するかを判断しなくてはなりません。
その後は個人で駆除を行う場合も、業者へ依頼する場合も、巣の数や場所、蜂の種類(スズメバチなのかアシナガバチなのか等)などを知っておく必要があります。
蜂の種類は、種ごとに巣のつくりが異なるため容易に出来ると思われますが、無理して近付いて観察しようとはせず、安全な場所から見える範囲で確認してみましょう。
初期段階の巣や、危険性の低い種の蜂であれば十分に注意して行えば、個人で駆除を行うことが可能な場合はありますが、それでも蜂の知識をしっかりと持って行うようにしましょう。
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