イタチネズミハチ撃退マニュアル

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ミツバチの1年の様子について

      2016/01/29

「蜂(はち)」と聞き想像しやすいのが、アニメや童謡などでも人気があり、ハチミツなど多くのものを生産する「ミツバチ」や、攻撃性が高く、危険で獰猛な「スズメバチ」などではないでしょうか?

わたし達人間の生活に最も身近な蜂はミツバチではないでしょうか。 ミツバチは養蜂などによく用いられ、その名の通りハチミツを生産し、他にもローヤルゼリー、プロポリスなどの健康食品や化粧品、日焼け止め、消毒抗炎剤、目薬、鎮静剤などとして使用されるものなど非常に人間の生活に役立っている昆虫です。それらの他にも、植物の実をつける大切な役割も担っており、ミツバチが減少すると野菜や果物などの生産が少なくなり値段が高騰してしまいます。ミツバチが絶滅してしまうと多くの農作物が虫媒に頼っているため、深刻な食糧危機が発生してしまうとも言われています。

また「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる(If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.)」と、アインシュタインが予言もしています。

身近に存在する蜂として、ミツバチの他にスズメバチやアシナガバチなど人を刺す蜂もいますが(ミツバチも人を刺す場合があります)、スズメバチやアシナガバチの生活史が1年なのに対し、年中活動しているミツバチの1年の様子について、詳しく説明していきたいと思います。

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ミツバチの1年

スズメバチやアシナガバチは、それぞれ種ごとの活動期間が終了する秋から冬にかけて働き蜂はその生涯を終え、翌年の女王となる蜂だけが枯れ木や石の下などで越冬します。

それに対し、ミツバチはスズメバチやアシナガバチが活動していない冬でも集団で身を寄せ、温めあいながらじっと春がくるのを待ちます。

 

春頃

菜の花が咲き始めるころの春からミツバチ達は繁忙期となり、働き蜂は盛んに花の蜜や花粉などを集めだします。女王蜂は毎日盛んに産卵し、1日に2000個程の卵を産みます。

花がたくさん咲き始める春は、ミツバチは忙しく活動し、どんどん巣の働き蜂も増えだし群の数もピークを迎えるようになり、6月頃になると働き蜂の数も3倍ほどの数に増えています。
この頃の働き蜂は、「王台」という新女王蜂を誕生させるための部屋をつくりだし、それに合わせるように女王蜂は、オスバチを産みはじめ、順を追って新しく女王となる新女王蜂を産みます。

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初夏

5月から6月頃には、群の数がピークを迎えます。数が増えすぎて巣に収まりきらなくなると、すでに新女王となる蜂を誕生させている女王蜂は、風があまり吹いていない、暖かく天気の良い日に群の約半数以上を引き連れて新しい場所へを引っ越しを行います。これを「分蜂(ぶんぽう)」と言います。

新しい営巣場所が決まるまでの間は、木や電柱・壁などに集団でとまりますが、短くて数時間、長くても2~3日もすれば違う場所へと移動します。
この時急に大きな蜂の巣が出来たと驚かれることがありますが、分蜂中のミツバチは非常に大人しく、人間を攻撃したり刺したりすることはほとんどありませんので、しばらく様子を見るようにしましょう。
ただし、稀にその場所で巣をつくり出すこともあるので、念のため経過観察が必要です。

ミツバチの分蜂

夏から秋にかけて

梅雨の時期が終わり、一気に気温が高くなってくる頃には、朝夕の比較的涼しい時間帯には、花の蜜や花粉を集めに出かけ、日中の暑い時間帯には木陰でじっとしていることが多くなります。

9月から10月頃の過ごしやすい時期になると、また活発に活動を開始します。だんだんと蜜がある花が少なくなりますが、プロポリスとなる気の樹脂なども集め、冬の間の蓄えをしっかりとしているようです。
この頃は、食糧が少なくなる冬に向けて、女王蜂は産卵を控えはじめ、オスバチは働き蜂に巣から追い出され始めます。(オスバチはエサ集めや幼虫の世話などをしない。新女王と交尾をするためだけに誕生する)

さらにこの頃はスズメバチが全盛期を迎える頃で、ミツバチにとっては非常に危険な時期となります。
秋のスズメバチはミツバチを襲うようになり、一度巣を攻撃されると特にセイヨウミツバチは、ほとんどが全滅してしまうほどです。
二ホンミツバチは、スズメバチに集団で襲われたり何日も巣の付近を飛び回られたりする以外は、巣を襲いに来たスズメバチに対して、多数でスズメバチを包み込んで撃退する「熱殺蜂球」という戦法を独自に獲得し、スズメバチの攻撃に対して応戦しています。

○熱殺

気温が下がり始めると、ミツバチは集団で身を寄せ合い小刻みに羽をふるわせ、羽ばたきをしながら熱をおこして温め合います。

日中には日差しがあり暖かな日には、蜜集めや散歩などに出かけますが、厳しい寒さを迎える12月から2月頃には女王蜂を中心にして蜂球をつくり冬の寒さをしのいでいます。
この時の巣の温度は最高で30℃程度と言われています。 積極的にエサ集めが出来ない冬の間は、巣に蓄えておいたハチミツなどを少しずつ舐めながら過ごしています。

立春を過ぎる頃には、女王蜂の産卵が再開され、暖かい日中には働き蜂によって、花の蜜や花粉などが集められ始めます。

○ウメとミツバチ

 

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