必見!イタチ駆除方法について
学習能力の高いイタチの駆除を行う場合は、中途半端では意味がありません。一度警戒されてしまうと、イタチ駆除専門の業者が駆除を行ったとしても、駆除の難易度が上がり、余計に費用や時間がかかってしまうケースがあります。
建物内に一度イタチが侵入してしまうと、繁殖を繰り返したり、毎年やってくる傾向も見受けられます。
また、業者へ依頼する場合は全て業者がやってくれますが、イタチなどの害獣を駆除する場合は、地域によって各自治体への捕獲許可申請や狩猟免許等が必要になりますので、十分に注意して行わなければなりません。
イタチ駆除は、ご自身での対策も十分効果がある場合もありますが、駆除の困難性、捕獲申請、追い出し後の巣の撤去、消毒などのことを考えると、専門業者へ依頼することが得策かと思われます。
イタチの駆除方法
イタチ駆除は「捕獲」か「追い出し」に分かれます。
イタチを捕獲する
☑ 捕獲ケージを設置
イタチの好む唐揚げや魚肉ソーセージ、果物などを仕掛けて捕獲ケージなどの罠を設置します。この場合、敷地の所有者の許可があり、捕獲期間内であれば、狩猟免許がない場合でも罠を設置することが出来ます。
※イタチのメスは、狩猟獣ではありませんので、捕獲期間内であっても捕獲することは出来ません。
捕獲ゲージはイタチがいそうな場所(天井裏で音がするのであれば天井裏)や通り道となる場所などに設置をします。1匹捕まえても、繁殖している場合もありますので再度仕掛けておきます。
イタチの捕獲は「鳥獣保護法」「狩猟法」に従って適切に行う必要があります。
イタチを追い出す
☑ 忌避剤を使用
ホームセンターなどでもイタチ用の忌避剤が販売されています。イタチが侵入してきている場所が分かっている場合は、侵入口となっている場所から遠い場所に、侵入口が不明の場合は、巣がある場所や天井裏であれば中央部分に設置します。
また一度侵入されたことがある場合や、追い出しに成功した場合は、侵入口となるような場所に忌避剤を設置します。屋外で忌避剤を使用する際は、固形のものにするとより効果があります。(スプレー・煙霧剤などは屋外の場合、風等により効果があらわれにくい)
忌避剤はイタチの追い出しに成功した後も、何度か使用するとイタチが学習し、侵入しにくくなります。
☑ 光を当てる
イタチは急に強いストロボ光を当てると、人間に発見されたと感じ、危険を察知して逃げ出します。
ホームセンター等で専用の忌避装置を購入することが出来ます。それ以外にもクリスマスのイルミネーションに使用する強い光が点滅するものでも効果があります。また、光が当たる場所に使わなくなったCDやホログラムシート(100均でも販売されています)をぶら下げておくと光が乱反射し、効果が高まります。
捕獲・追い出し後は二次被害対策を!
「捕獲」や「追い出し」を行った後は、フンや巣の撤去・清掃・消毒・補修・侵入口封鎖をします。いくらイタチを駆除しても、駆除後に上記のようなことをしないと悪臭の原因や再侵入など二次被害が発生する恐れがあります。
フン・巣の撤去、清掃
イタチは一定の場所にまとまった排泄物を残します。人間で言うトイレです。駆除後には必ず清掃を行わなければ、悪臭が漂い、害虫が湧いたりする原因にもなります。また縄張り意識の強いイタチは、排泄物が残っていると縄張りだと認識し、再侵入の恐れもあります。
清掃を行う際にはマスク・手袋等を着用して行うようにしましょう。清掃後は、断熱材の交換が必要な場合(イタチは断熱材を巣にしていることが多い)は、交換を行います。
消毒
イタチ駆除後、排泄物や巣の撤去を行い、清掃を行ってもイタチ自身や排泄物のニオイは残ります。また多くの雑菌や寄生虫がついているため、空間全体を雑菌消毒・消臭します。
専門の業者では、高性能な噴霧器等ですみずみまで消毒・消臭を行ってくれるので安心です。
補修
イタチの排泄物によって天井や壁にシミが出来ている場合があります。さらに侵入する際に屋根や壁などを壊されていることもあります。シミがある部分の張り替えや、壊された箇所の補修を行います。
侵入口封鎖
侵入口を封鎖しなければ、再侵入される恐れがあります。封鎖する材料としては、通気を確保する意味も含め、目の細かい金属製のネットや網などが好ましいでしょう。
※侵入口封鎖は、イタチが建物内にいないのを確認して行いましょう。
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