イタチネズミハチ撃退マニュアル

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スズメバチについて

      2016/01/29

撃性や毒性が強く、全国的に最も被害が多いのが「スズメバチ」です。

スズメバチは、クマや毒ヘビ、イノシシよりも死亡例が多く、毎年多くの命が犠牲になっています。
非常に危険で獰猛な昆虫と知られていますが、スズメバチ自体や巣を刺激しなければ、ほとんど刺してくることはないため、スズメバチの巣を発見した場合は、「絶対に近付かないこと」が大切です。

日本には3属17種のスズメバチが存在します。

日本に生息するスズメバチ
大型 スズメバチ属
中型 クロスズメバチ属
小型 ホオナガスズメバチ属

日本に生息するスズメバチは、上記の3つの属に分類され、基本的にわたし達の身の回りで関わりがあり、話題となるのは「スズメバチ属」に属するものです。

日本のスズメバチ17種
スズメバチ属 オオスズメバチ キイロスズメバチ
コガタスズメバチ モンスズメバチ
ヒメスズメバチ チャイロスズメバチ
ツマグロスズメバチ ツマアカスズメバチ
クロスズメバチ属 クロスズメバチ ツヤクロスズメバチ
シダクロスズメバチ キオビクロスズメバチ
ヤドリスズメバチ
ホオナガスズメバチ属 シロオビホオナガスズメバチ キオビホオナガスズメバチ
ニッポンホオナガスズメバチ ヤドリホオナガスズメバチ

 

スズメバチ属の種類別生態

スズメバチは種によって習性や営巣場所などが異なるため、スズメバチの種類を判別することはスズメバチの行動を理解する上で重要な事です。
ここでは特に住宅周りに営巣し、被害の多いスズメバチ属のうち5種を紹介します。

オオスズメバチ 

オオスズメバチ ○オオスズメバチ
体長 女王蜂:40~45mm 働き蜂:30~40mm
特徴 スズメバチの中で最も大型で、攻撃性・威嚇性も非常に強く縄張り意識も強いため、非常に危険な種。
腹部は黄色と黒色のしま模様で、秋口には集団で他のスズメバチやミツバチの巣を襲う。
○オオスズメバチ 巣
営巣場所 地中や木の根元、倒木などの樹洞などの閉鎖空間。
巣の特徴 スズメバチの巣特有の外殻は薄く底が抜けてむき出しになっている。育房室は3000~6000房にもなる。気付かずに近くを歩いた振動や、誤って足を踏み入れた場合等、刺激されて攻撃してくることが多い。

オオスズメバチは、カマキリやコガネムシ、カミキリムシなどの大きな昆虫でも捕獲し巣に持ち帰ます。巣に持ち帰った昆虫は幼虫のエサとします。また秋頃になり、幼虫に与えるエサとなる昆虫が減ってくると、他のスズメバチの巣やミツバチの巣の中にいる幼虫やサナギをねらい襲うようになります。そのため、特に9月以降はオオスズメバチだけでなく、その他のスズメバチも警戒しているため、人間が巣に近付いただけでも攻撃してくることが多くなり、危険な時期となります。

特にオオスズメバチは、気付きにくい地中や樹洞などに営巣するため、ハイキングやキノコ狩り等で野山へお出かけの際や、自然が豊かな場所、林業関係者などに被害が集中しています。

 

キイロスズメバチ

キイロスズメバチ ○キイロスズメバチ
体長 女王蜂:25~28mm 働き蜂:17~24mm
特徴 スズメバチの中で最も刺傷事故が多く、気性が荒く攻撃性が高い。全体的に黄色っぽく、活動期間が長いのも特徴的。
都市部に順応する能力に優れている為、非常に多くの被害が発生している。
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営巣場所 初期:天井裏・床下・樹洞などの閉鎖空間。
後期:軒下・木の枝など開放的な空間。
都市環境に対する適応能力が高いため、広い範囲・さまざまな場所で営巣がみられる。
巣の特徴 大きなボール型の巣をつくり、規模はスズメバチの中で最大級。大きいものでは50cmを超すものもある。
働き蜂が羽化しだし、巣が手狭になってくると引っ越しをする習性がある。(引っ越さない場合もある。その場合はそのままの場所で巣を拡大する)育房室は5000~10000房にもなる。

ハエ・セミ・トンボ・アブ・クモ・ミツバチ・アシナガバチなど多種の昆虫を捕食します。さらに飛んでいる昆虫だけでなく、死んだ魚やカエル、果実や花の蜜、樹液なども摂食します。

働き蜂の数が増えてくると引っ越しをする習性があり、急に多数の蜂が現れ、知らない間に巨大な巣が完成されているといったケースがあるため、住宅周辺で巣を発見した場合は、すぐに蜂駆除専門業者へ依頼をしましょう。巣に近付いただけでも被害にあうことがあるので注意が必要です。

 

コガタスズメバチ

コガタスズメバチ ○コガタスズメバチ
体長 女王蜂:25~30mm 働き蜂:22~28mm
特徴 日本でも最も広範囲に分布し、キイロスズメバチと同様都市環境に適応する能力が高いため、都市部、市街地などで刺傷被害が多く発生している。コガタスズメバチと言っても小型ではなく、見た目はオオスズメバチに似ている。攻撃性は5種の中では弱い方で、巣を刺激しないかぎり刺傷被害が発生することは稀。
○コガタスズメバチ 巣
営巣場所 木の枝・軒下・物置などの開放空間。
巣の特徴 女王蜂が単独で巣づくりしている初期の巣はとっくりを逆さまにしたような形。働き蜂が羽化しだすと、やや小型のボール状に変化していく。育房室は1000房程度。

ハエやアブ、小型の甲虫類や蜂などあらゆる昆虫を幼虫のエサとします。

キイロスズメバチと同じように、都市環境に適応する能力が高いため、都市部や市街地などでの刺傷被害が多く発生します。巣を刺激すると激しく攻撃してきますが、基本的には攻撃性・威嚇性はあまり強くはありません。

 

モンスズメバチ

モンスズメバチ
体長 女王蜂:28~30mm 働き蜂:20~28mm
特徴 日没後にも活動する珍しい種。最近では数が減少傾向にあり限られた地域でしか見られなくなったが、攻撃性は強いため注意が必要。
単眼周りが黒く、腹部の黄色と黒色のしま模様が波をうっている。
営巣場所 天井裏、壁間、樹洞など閉鎖空間。
巣の特徴 キイロスズメバチと同様、巣が手狭になってくると引っ越しをする習性がある。巣は鐘状で底が抜けている。育房室は4000房程度。

モンスズメバチは減少傾向にあるため、あまり見かけることはなくなりましたが、限られた地域では集中して生息しています。

セミ、トンボ、バッタなどを幼虫のエサとします。モンスズメバチは、日没後も数時間活動するため、灯火に集まったり、室内に侵入することがあり、攻撃性・威嚇性が強いため注意が必要です。

 

ヒメスズメバチ

ヒメスズメバチ ○ヒメスズメバチ
体長 女王蜂、働き蜂、オス蜂:24~37mm
特徴 オオスズメバチに次いで大型。周囲にまとわりつくように飛び回るなど威嚇性は強いが攻撃性は弱い。
腹部は黄色と黒色のしま模様で、お尻の部分が黒く、他のスズメバチとの区別が容易に出来る。
ヒメスズメバチ巣
営巣場所 天井裏、床下、樹洞、地中など閉鎖空間。
巣の特徴 スズメバチの中で最も小さな巣をつくる。巣は釣り鐘状のような、電灯の傘のような形をして下の部分は開いている。育房室は200~400房程度。

アシナガバチの幼虫とサナギを噛み砕いて、その体液のみを幼虫のエサとする点が、他のスズメバチとは大きく異なっています。そのためアシナガバチの活動期間とよく似ており、営巣期間は約5ヶ月と最も短いのが特徴です。

 

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